都心で子育てをしていると、自然遊びの機会ってなかなかないんですよね。
全国各地には、プレイパークと呼ばれる子どもの遊び場があります。
プレイパークは、普通の公園にあるようなブランコやすべり台といった遊具はなく、泥あそび、木のぼり、穴掘りなど、子どもたちのアイディアとスタイルで楽しむような遊び場です。
東京都新宿区にも、いくつかのプレイパークがあります。
新宿区のプレイパークの中で、一番よく知られているのは戸山プレイパークです。
今回は、都心で自然遊びが楽しめる戸山プレイパークを紹介したいと思います。
- 戸山プレイパークがどのようなところなのか知りたい
- 新宿区で自然遊びができる場所を探している
- 子どもを外で思いっきり遊ばせてあげたい
戸山プレイパークとは
<開館時間>
10:30~17:00
(火曜、木曜、金曜、土曜)
13:00~17:00
(水曜)
<定休日>
月曜日、日曜日
<アクセス>
- JR新大久保駅 より徒歩10分
- JR高田馬場駅 より徒歩10分
- 副都心線 西早稲田駅 3番出口より徒歩3分
<費用>
無料
(イベントの時は材料費を集める場合があります)
<事前登録・予約>
不要
<住所>
東京都新宿区大久保3-5-1
都立戸山公園(大久保地区)内
<アクセス>
- JR新大久保駅 より徒歩10分
- JR高田馬場駅 より徒歩10分
- 副都心線 西早稲田駅 3番出口より徒歩3分
<地図>
戸山プレイパークはこんなところ
新宿区には、現在7か所のプレイパークがありますが、今は活動をしていないとか不定期開催のプレイパークもいくつかある中、戸山プレイパークは週5回開催しています。
冒険遊び場・プレイパークとは
子どもが遊びたいと思った時、自分で決めて、自分でやってみることができる地域の遊び場です。小さな怪我や失敗やケンカ、思い通りいかないこと、面倒くさいことも、大人が先回りしないで、ゆったり見守ります。
戸山プレイパーク公式ホームページより
今では、年間200回以上開催し、2万人以上が利用するプレイパークに成長しました。今後も外遊びを通じて子ども達の心と体を育む、地域にとってかけがえのない冒険あそびの場として活動していきます。
新宿区 ホームページより
戸山プレイパークでできる自然遊び
都心部では普段できないような遊び方ができるのが一番の魅力です。
プレイパークでできる遊びの一例として、「木や廃材などを使った木工作」、「ロープ遊び」、「水遊び」、「泥遊び」、「木登り」、「ターザンロープ」、「落葉プール」、「炭火を使った焼き物」、「料理」、「ウォータースライダー」などがあります。また、「なにもしないでいる」というのもプレイパークでの過ごし方の一つです。
新宿区 ホームページより
このように、プレイパークでは子ども達がやってみたい気持ちを大切にし、体現できる場所となっています。
木登り
看板には「自分の力でのぼろう 子どもが自分の力で挑戦する遊具です。大人は手伝わないで見守ってね」と書いてあります。
楽器・お絵描き
青空の下で、楽器をコンコン叩いたり、絵の具で絵を描いたりすることができます。
泥遊び
泥あそびができる湿地とスコップがあります。
ターザンロープ
なかなかの長さのターザンロープがありました^^
ハイジみたいなブランコ
大きな木と木からロープを結んで作った大きなブランコがあります。
子どもが子どもらしく遊べるのがいいですね。
プレイパークにはプレイリーダーがいる
プレイパークには、プレイリーダーとよばれるスタッフがいます。
プレイパークは地域活動の一環になっていることから、NPO法人・ボランティアが運営に協力しています。
「プレーリーダー」とは、このようなプレーパークで、子どもたちが活き活きと活動できるような環境づくり・遊びのリーダーシップをとっていく役割を担った人のことをいいます。
子どもと遊ぶだけではなく、親・地域の人との関わりなど子どもたちと大人との橋渡しも役割の1つです。
プレイリーダーは、子どもの自主的な遊びを見守ると同時に遊び方を引き出したり、子どものやりたいことを実現できるよう助言をしたり、子どもが生き生きと遊べるようにサポートをします。
新宿区 ホームページより
新宿区の戸山プレイパーク 口コミ
10月のとても天気のいいある日、「外で遊ばせたいなー」と思い、以前から気になっていた戸山プレイパークに小2の初めて行ってみました。
10:30~開催とのことだったので11時頃に到着してみると、まだ遊びに来ている方は少なくて静かな雰囲気。
プレイリーダーのお兄さんが、倉庫から遊び道具を運びだしていました。
普通の公園のような遊具はないので、最初娘は何をしていいのかわからず少し戸惑った様子。
そのうち、スコップを手に取り、泥遊びを始めました。
穴を掘ったり、山を作ったりと夢中になっている様子だったので、私は少し周辺を散歩して戻ってくると、靴や靴下が泥だらけになっていました 笑
そのあと、ハイジのブランコをやってみたいといってチャレンジ。
娘は怖がりなので最初は不安そうなようすでしたが、そのうち「もう1回!」と楽しそうにブランコをこいでいました。
1時間ちょっと遊んだ頃にお昼時となり、帰ることにしました。
戸山プレイパークは普段できないような遊びができる場所なので、また娘を連れて遊びに来たいなと思っています。
自然遊びができる戸山プレイパーク まとめ
都心で子育てをしていると、子どもを思いっきり遊ばせてあげられる機会って少ないなと感じています。
近所の公園に行っても、ボールはだめとか、自転車やストライダーはだめとか制限がいろいろあります。
砂場以外で泥遊びができるような場所もなく、落ち葉などもこまめに掃除され大量の落ち葉と戯れるチャンスもなかなかありません。
戸山プレイパークは、新宿の片隅で可能な限り自由に冒険遊びや自然遊びをさせてあげられる貴重な遊び場だと感じました。
時々イベントも開催されているようなので、開催カレンダーを確認することもおすすめです。
都会育ちの子ども達にも、できるだけ自然遊びを楽しんでもらいたいなと思っています。
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